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ギャアアアアッ! 最強ゆとりアニメ「ムシウタ」を観た

「きみは既に、有害指定人物として手配されている」

これヤバイ。
musi06

■動画
第1話 「夢ノ始マリ」
(http://www.veoh.com/videos/v742004ABGssfeR)
↑高画質版
ムシウタ 第01話 Aパート 1/2 そこそこ高画質 BSデジタル
ムシウタ 第01話 Bパート 2/2 そこそこ高画質 BSデジタル
↑ニコニコ動画版 他の人の反応がすごく面白い

第2話 「夢ノ絆」
(http://www.veoh.com/videos/v815488jwA5qE6c)
↑高画質版
ムシウタ 第02話 Aパート 1/2 そこそこ高画質 BSデジタル
ムシウタ 第02話 Bパート 2/2 そこそこ高画質 BSデジタル
↑ニコニコ動画版

「原作読んでないと意味分かんないだろう」
という声が多いけど、分かります。十分に。原作の良いところは分かんなくても、これがどういう主旨のアニメかは。
これは「痛いアニメ」です…w

■痛いところを列挙してみる

musi13
「特別環境保全事務局(特環)」の理不尽な態度。
ろくな説明も無しにこれはねえよw
社会に対する自己肯定感の無さをそのまま表してる気がした。

musi23
「むしばね」のリーダー立花利菜のヤンデレぶり。
いきなりキレる。常にイライラしてる。キャラを作ってる。他人に壁を
作る。

musi18
味気ない退屈な日常。
画面が灰色だらけですw

musi19
ただ一点の可憐で儚いヒロイン。
まさにセカイ系。

musi22
不器用な主人公薬屋大助。
人との関わり方が“超”のつく下手クソ。こいつのコミュニケーションの取り方は無い。自分の過去を見るようです…。でも“夢の世界”ではそれで済んでしまう…w この話は主要キャラはほぼ全員「コミュニケーション不全症候群」ですね…高校生に見せたらマズイよ...。

■ニコニコの煽り
「ムシキング」
musi28
子供向けアニメ(ゲーム)の「ムシキング」を彷彿とさせる。暗にガキっぽいことを示唆していると思われる。(「デジモン」という声も)

「むしらの」
musi24
boku01
鬱展開をウリに放送中のアニメ「ぼくらの」を髣髴とさせる。題字も似てるし。
調子に乗って画像使いすぎたな…

■痛いセリフ

「オレ達は、生きているだけで、周りの人間を傷つけていくからだよ」

「お前の夢は、何だ?」
「あたしの夢は、居場所を見つけること」
「オレと、似てるな」

「それなら、夢をあげる。いつか叶ったら、私を思い出して」

「あーらシカトっすかぁ。相変わらず愛想無いなあ。お強いカッコウ様は、下種5号のあたしとなんかは口も利けないってことかなぁ?それとも、あたしのことが嫌いなの?」
「お前がオレを嫌ってるんだろ」
「なーにマジメに答えてんの?相変わらずおっもしろくなーい!」

    ↑何ですかこの胸に突き刺さる会話は…

「初対面の男の子に声掛けられて、簡単にOKしちゃうなんておかしいんじゃないの?」

「楽しい?学校」

「ちょっと事情があって、家族と離れて暮らしてるんだ」

「何かあったら、僕を呼んで。すぐに駆けつけるよ。どこにいても必ず、詩歌のところへ」

    ↑初対面ですw

「いつか、私が居てもいい場所を見つけたいな」

「聞かせてくれる?あなたの、夢を」

「きみは既に、有害指定人物として手配されている」

    ↑なんだよ“有害指定”ってw

■感想
テラ痛いストーリーを高いクオリティでアニメ化していて、このアンバランスさは以前書いたヘンリー・ダーガーの世界に通じるものがあると思った。

希望や願望や欲望が飽和しやすく、時に彼らが生きる目的そのものともなる、さまざまな≪夢≫を抱いて生きる少年少女達。
その夢が自らの器から漏れ出すほど大きく、抑えきれなくなった時、いずこからか現れて夢を食らい様々な物を奪っていく代わりに、望みもしない強大な力を与える昆虫に似た超常の存在、“虫”。 (ムシウタ Wikipedia


つまりこの“虫”って「痛いヤツ」の象徴表現じゃないですか?なんか希望が大き過ぎたかしたせいで変な妄想に囚われて、「現実は下らない」とか「馬鹿ばっかり」とか言って空気読めないから周りのヤツらにイジメられたりハブられたりするヤツ。そう、涼宮ハルヒみたいなヤツです。そういうヤツはウザいしキモイから周りから避けられる。だから“虫”(あっちいけ!)。

「虫憑き」に強大な力が与えられるのは、セカイ系の作法ですよね。「こんな下らねえ現実、変えてやるぜっ!」っつう。実生活の鬱憤解消、みたいな。

だからたぶんこのアニメの存在意義はそれだけ、です。原作は設定が細かかったりテーマのベクトルが変わったりザッピング視点だったりするのが面白味だそうですが、僕に言わせればそれは背伸びしたい中学生に読ませるための飾り付けやフェイクに過ぎない(もちろんそのフェイクが大人の鑑賞にも堪えうる、ということはあると思う)。
こんだけ大仰に騒ぎ立てて、言いたいことは
「僕(私)は、ここにいてもいいの?」
それだけなんです。ああ、何という中二病!
シンジ君じゃないですか。いつか僕たちが来た道ですよこれは...。

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これを観ていて、鬱進行が似てる「ブギーポップ」を思い出しました。特に僕が大好きな「VSイマジネーター」編。まさしく「こんな下らねえ現実(以下略)!」という話です。当時中二病真っ只中だった僕にはもの凄いリアリティを持って感じられたんだけど、もしかして年上の人たちはいま僕が「ムシウタ」を見るように「うわっ、痛てぇよコレw」と思って眺めていたのかも知れませんね。特にボスキャラの飛鳥井仁なんか、30近くにもなってやってること中学生と同レベルだし、どんだけw…いやぼく飛鳥井先生大好きですけど。(笑)
それに西尾維新とか、僕の世代の一線で活躍してるオタクのメンタルには少なからずブギーポップの影響があるわけで…。そういう意味では、いずれこの「ムシウタ」を核メンタルに育ったオタク世代が活躍するような可能性もあるんでしょうね。「ニコニコ動画」なんかで常に批判に晒されながら育つわけだから、すごく興味津々です。
いずれにしろ、リアル飛鳥井先生な当時の上遠野浩平や今の岩井恭平は(中二病の)神として奉るべし、とw(注:褒めてます)

…まあ僕もヒロインの詩歌を「かわいい…」と思っちゃった時点で、確実にまだ中二病ですねw(棒読みの声が萌える)

■その他ネタ
キャラの1人みんみんについて
「般若」「魔王」
:声優がなのはと同じ人。最近なのはMAD流行ってるせいですね。たしかに黒いなのはさん(魔王)に見えるw

ヒロイン杏本詩歌について
「萌える」「声かわいい」「棒子」「アーモンド・シータ
:拙い感じの声がこの世界観にピッタリ。「棒子」は中の人花澤香菜の二つ名。彼女の棒読みで「杏本詩歌」と読むと「アーモンド・シータ」に変換されるw
「読んでる本の趣味がヤバイ」
:オカルト系のなんとも言えない珍妙なラインナップ…。やっぱ虫憑き=中二病という認識で良さそう。(まあたぶんアニメスタッフのネタだけど)

その他
「獣バニー」
:角川の小説版を読んでる人には分かるらしい。とりあえずあのタイミングでアレは神だろ…。


余談。小説版の話ですが、Wikipediaの登場人物紹介の「立花 利菜」の項目がものすごく嫌ですね、特に最後の一文。ものすごく嫌・・・w

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  1. 2007/07/19(木) 21:46:51|
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