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NHKの特集を観て考えた。

081201-Digital.jpg
受信料を払いましょう(笑)

ちょっと前のNHKスペシャルの「デジタルネイティブ」と、クローズアップ現代の村上隆の回を録画して何回か繰り返し観てるんですが、その感想を書きます。


まず「デジタルネイティブ」から。
デジタルネイティブというのは、生まれた頃からネットが普及していてパソコンに親しんでいる世代のことだそうです。NHKによれば特徴は↓の3つ。

・現実とネットの出会いを区別しない
・情報入手のコストを“無料”だと考える
・年齢・肩書き・所属を重視しない


2つめがヤバイ。「情報のコストが0」ってのは、理想としては僕もそう思うけど今の段階では現実として無理があるじゃないですか。例えば「アニメとかいつでもタダで観たいけど、そうするとアニメーターが飢え死にする」とか。

冒頭、サマーくんというインド系アメリカ人の少年が出てくるんですが(http://www.nhk.or.jp/digitalnative/index.html?id=n001)、彼は14歳にして100万ドル売り上げたカードゲーム会社のCEOだったりする。

*「目標は何なの?」
サマー「まず初年度に100万ドルの売り上げを達成すること。さらにAmazonの教育用ゲームの売り上げトップ10に入ることさ」

サマー「インターネットは僕にとって情報そのもの。人間関係もインターネットの中にあるんだ」


すげえなと思う反面、ちょっと疑問を持った。
というのは、彼自身にすげースキルがあるわけではない、ということなんだよね。番組を観ればわかるけど、彼の作ったカードゲームのアイデアは彼の発想だけど、それ自体はあり来たりで「萌え元素記号」とかとレベル的には大差ない。それが売れたっていうのは、僕はたぶん「彼が14歳のCEOだった」という話題性と、イラストレーターとか適材を発掘したり、Youtubeで広報活動を行ったり、っていうウェブリテラシー(=新時代のコミュニケーション・スキル)でしかない気がする。要するに彼はプロデューサーなわけ。
それはそれで能力なんだとは思うけど、でも日本のコンテンツ産業とか見てると、僕は「プロデュース」ってかなりいかがわしい作業なんじゃないかと思ってしまう。もう少し手に職つけたほうがいいんじゃないかと思うんだよねぇ…僕はクリエイター(笑)なのでw

また、日本のデジタルネイティブとして、はてなの近藤淳也も取り上げられていた。

近藤淳也「なんていうか、そんなこと(上場)よりもっと大事なことがある気がしていて、僕たちで言ったらたとえば、どうやったら100万1000万人の人に使ってもらえるんだとか、どうやったら人の生活をほんとうに変えることが出来るんだろうとかいうことが、いちばん頭の中を占めてるわけですよ。…で、あんまりその上場を目指すとかいうのはそれとリンクしてない気がするんですよ」


かっけえ。
「はてな」が株式市場に上場しなかったのって、たぶんソフトバンクとかの1世代前のIT企業とか、ライブドアとの対比で話題になったんだと思うんだけど、はっきり言って今の現状はちょっと微妙かもねw
…まぁでも、この「お金が1番じゃないんだ」という考え方は好きだなぁ。かなりNPOとか“社会企業家”とかに近いよね。これを聞いて「自分が普通の企業とかに就職する気が起きなかったし、結局出来なかったのって、たぶんこういうのが好きだからなんだろうな~」と改めて思った。ただ「はてな」的な理念ってようするにシリコンバレー精神=ニューエイジの流れだろうから、手放しに受けるといろいろ問題ある気はするけど。いずれ僕もこういう方向性でいきたいとは思った。


次に「クローズアップ現代」。

村上隆「日本の漫画にはそういう『正義とは何か』なんていうテーマなんか無いわけですよ。最終的には、人と人が分かり合いたい。隣にいる友人や恋人でも分かり合えない。そういうこう、すごくこう…センシティブな心の交流っていうのがテーマいつもになっていますよね」

クローズアップ現代「ニッポンを主張せよ ~アーティスト 村上隆~」

それはどうかと思うけどね。
だって漫画なんていっぱいあるんだから、恣意的にPICKUPすればどうとでも言えるでしょ。たとえば『コードギアス』と『エヴァンゲリオン』の組み合わせなら村上の主張どおりだけど、『コードギアス』と『デスノート』だと全く逆の言い分になるわけ。村上隆のこのテの右…というか国粋主義的な発言が岡田斗司夫とかオタク第一世代と被ってるというのはよく言われることですけど、危険だよねw

――ただ、それとは全く別のレベルで“僕は”そういう漫画が好きだなぁ…というのは思ったので、この発言はけっこう好き。あと「スーパーフラット展」の冊子で、見開きに葛飾北斎の『冨嶽三十六景』と『銀河鉄道999』が並んでるページは吹いたw


まとめ
僕の感想をまとめるとこういうことです。

1.デジタルネイティブ的(ネット的)な、つながりの力によって生まれる可能性はたしかにあるだろう。…ただ、自分に引き寄せて、クリエイター(職人)としての利用法を考える必要がある。

2.個人的な心情として、「利益の追求」ではなく「幸せの追求」や「社会の変革」を目標にしたい。それにはシリコンバレー的な精神は有効かも知れない。

3.「日本漫画はいつも心の交流がテーマだった」のかは知らないが、個人的には好きだ。なので決断主義(新自由主義?)に村上隆的なトリックスターも参考にしたい。


最近僕が考えていることは、だいたいこのへんをぐるぐる回ってる気がしますね。あまり上手く3つの事柄の具体例や、関連について書けなかったんですが、おいおい書いていきたいです。


関連Link:NHKスペシャル デジタルネイティブ
関連Link:クローズアップ現代

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