漫画界屈指の歴史大河 『ヒストリエ 4』
![]() | ヒストリエ 4 (4) (アフタヌーンKC) (2007/07/23) 岩明 均 商品詳細を見る |
最近は歴史モノの上手さに定評ある、岩明均の漫画。現在連載しているものの中では屈指の作品だと思う。3巻読んでからだいぶ間が空いちゃったので、話けっこう忘れてるな…w
4巻は少し筆休め的な色合いが強いと思うけど、それでもかなり面白い。この巻によって空白だったボアの村でのエウメネスの青年期(思春期?)が補完され、幼年期から青年期までの彼のストーリーが1つに繋がる。そして1巻冒頭の渡河の場面に戻るわけね、はーなるほど。
この巻を通して、彼は賢く勇敢な一角の人物として成長を遂げたように思う。そしてきっと、5巻以降での大活躍に繋がっていくのでしょう。――つまり、この4巻をもって序章は終わりを告げた。
この巻で印象に残ったのは、エウメネスとボアの村の娘、サテュラの恋愛模様。2人は互いに想いを寄せながらも、背負う激しい運命の流れの中で、結局一緒になることはできなかった。「恋と革命(私的充足と公的充足)」の狭間に引き裂かれるという――これはたぶん物語のいちばん根源的なテーマなんじゃないかと僕は思うけど――使い古されたパターンだけど、それでもガーンと心に響くこの手のエピソードはやっぱり大河が1番だと思う。ちょっと現実の恋愛ではこういうのは無理だしな(笑)
余談。
サテュラとバルシネの見分けつかない。描き分けできてねーよw















