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177日目 美しければそれでいい

07.09.24 Hills
OLYMPUS E-500

最終日のコルビジェ展行ってきた。最終&祝日でエライひと。
こんなんだったらもっと早く行っとくんだったぜ…orz
あんま建築の話しないけど(卒計でウンザリしてた)、世の中の建物を四角いトウフだらけにしてしまったどエライひと。



関連記事:ル・コルビュジエ展 森美術館
関連記事:ル・コルビュジエ Wikipedia

感想としては、自分の中で昔ほどモダニズムへの拒絶感がなくなったかな。「住宅」という前知識を抜きに見れば、サヴォア邸なんかロケーションと相まって「それなりにカッコイイじゃん」と思えるようになった。(洗脳された?w)


サヴォア邸

ユニテ・ダビダシオンの実寸模型(ショールームともいう)は、先に見にいった友達が狭いって言ってたけどほぼ想像通りのスケール。勉強した当時よく調べたってことなのか。
意外に採光は良さそうだった。

結局巨匠と言われるだけあって、たしかに光る造形とか多いんだけども、残念ながら彼のいた時代ではカーテンウォールも化粧材も今ほど豊富ではなかったので、もっぱら彼の建築はコンクリ打ちっぱなし(せいぜい+ペンキ)だ。しかも古いので、当然安藤忠雄のように質が良いわけでもない。だからどうしても、仕上げの面でいまの建築に見劣りしてしまうと思う。

最近思うんだけど、どんなに理屈をこねたところで、最後に勝つのはカッコイイ“物”をドンと出したヤツなんじゃないか、建物でも絵でも映像でも小説でも。
なぜなら、どんなに正しいと思うことを言っても、それは「理論」であって検証されていないから。それを「実践」として説得力のある(=魅力的な)形に表してこそ、人々の共通理解となるんだと思う。
(たとえばこんな例はどうだ。あんだけさんざん議論しても、エヴァ語りは庵野の「新ヱヴァ」を見終わるまで結論が出ない。それだけ「作品」というものに敬意が払われている。そして、今回もエヴァのカメラワークは抜群にカッコ良かった)

何が言いたいか。直感でしかないけど、僕は、ちょっと前にニューアカとかポストモダニズムが廃れたのは、これが原因じゃないかと思う。つまり「延々と議論が続いて答えが出なかった」。あるいは、出した答えがショボかった...。当時建築界で気鋭の若手だった隈研吾は、『M2』というポストモダン建築を失敗と捉えて(具体的に言うと仕事が来なくなったそうだ)、路線を変更する。また、その頃トップを走っていた磯崎新は、伊東豊雄や安藤忠雄、SANAAが台頭してくることにより相対的に地位を低下させているように見える(それは結局、磯崎さんの造形センスをカッコイイと思う人が少なくなった=その「理論」としてのポストモダンも陳腐化した)。さらにこれはネタだけど、僕の卒業設計がパッとしなかったのも、理屈はともかく実践が足りなかったから…(図面が足りませんでしたw)。
きっとその状況はほかの分野も似てただろう。だからバブルが弾けたらウソのように霧散した。

だから言いたいことがあるなら、まずかっけえパースを描きやがれ、面白いマンガを描きやがれ、萌え~なキャラを描きやがれ、話はそれからだ!と。僕の中ではそういうことになる。
奇しくも、社会学の分野では東浩紀が現れ、「オタクとその実践たる作品群」によってポストモダンを再評価する気運が高まっている。また、あれ以来すっかり自閉して病んだ議論を繰り返していた建築でも、建築史を専攻してきた藤森照信が「実作」によって主張し始め、新機軸を打ち出した。この流れは偶然ではないだろう。そして、僕はオタクであったためにほんの少しこのことに敏感だった。だから、もし僕が伊東豊雄や妹島和世に勝つ気ならこれしかないだろうと思う。そう、僕は敵無しの伊東や妹島をなんとかしてメタ化してやりたいのだ。そして気取ったケンチクをバカもろともぶっ壊して、一般人の手に取り戻したい。そして、「丹下健三と富野由悠季はどっちがすごいか」とか恥ずかしい話をしてやる。(それは一般じゃないw)

そのためには、僕の作品がまず魅力的でなければ。そしてそれ以前にまず何か描かなくては。どうせそれしか能がないんだから。「機能の言説を徹底せよ」!
(おっと、ここで少ないボキャが浮き彫りに)

追記。
個人的には磯崎新~藤森照信と独自進化した建築語りを社会学の東浩紀あたりに再接続して論じるのがかなり有効だと思う。そうすれば磯崎に絡んで僕の弱い浅田彰あたりの話が分かるし、東に対して伊東、妹島をメタにぶつけてみるのも面白い。東が小説書き始めたのもあんがい空気読んでんのかもなw
あ、あとコルビジェは意外とポストモダンね。

追記2。
今週バイトで更新が減ります。

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