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『僕と彼女と彼女の生きる道 (1)』代名詞が多いなw

草剛、橋部敦子コンビの「僕シリーズ」2作目。テレビ放映当時、娘役の凛ちゃん(美山加恋)が人気になった「はい」のアレ。

僕と彼女と彼女の生きる道(1)僕と彼女と彼女の生きる道(1)
(2004/06/25)
石原隆、本間勇輔 他

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銀行員の小柳徹朗(草)は、ある日突然妻に離婚を迫られ、妻は一人娘の凛を置いたまま出ていってしまう。仕事にかまけてろくに家庭を省みなかった徹朗は、慣れない娘との2人暮らしに苛立つが――。

このDVD1巻では、はじめてまともに対峙することになった父と娘の交流が描かれる。まず第1話の時点で、アレは明らかに親子の関係じゃないわ。父は娘を手の掛かる邪魔者としてぞんざいに扱い、娘は父にまで捨てられるんじゃないかと怯える。その関係を象徴的に表すのが、凛の徹朗に対する返事の「はい」だ。いまどきどんな厳格な家庭でも、親にこんな言葉遣いはしないだろう。
この2人の関係が、凛の家庭教師を務める北島ゆら(小雪)の介入によって、じょじょに変化してゆく。ゆらは情緒を大切にする人間であり、役目を越えて凛と交流を深めてゆく一方、徹朗からは疎まれて事ある毎に対立する。母親代わりを気取るゆらは、徹朗にとって迷惑そのものだった。しかし、自分1人では凛の親が務まっていないことに、まだ徹朗は無自覚だった…。

そんな徹朗に、第2話で決定的な変化が訪れる。別れた妻可奈子の「私、凛を愛していない」という告白で、逆に徹朗は親心を呼び覚ましてゆく。邪魔なので義母に凛をあずけようとしていたが、第3話での交流を通して親子の絆を自覚した徹朗は、やはり自分の元で凛を育てていくことを決心する――。

橋部敦子のドラマはいくつか観てるけど、やさしいトーンが特徴だと思う。特に「僕シリーズ」は絵作りでもぼかしやコントラスト調整のフィルタが多用されていて、“きれいな物語”が強く打ち出されている(岩井俊二系というか)。煩雑な現実を純度を高めて抽出した、「ぼくらが生きていくために必要な“きれいな嘘”」を地でゆく作品であり、その意味でトレンディドラマの伝統をしっかり受け継いでいる。

しかし高度に流動化した現代社会においては、あまりにうさんくさい嘘では誰も夢を見られなくなった。したがってこの作品でも、社会的な問題意識は下地にしっかり反映されている。この作品が描いているのは「家族」の多様化で、いわゆる「バラ色の郊外幻想」的な核家族の維持が極めて困難になったことを示唆していると思う。核家族の崩壊には様々な原因があると思うけど、根本的なのは家族の価値観を一にする共同幻想の崩壊=それを担保していた中間集団、会社共同体の崩壊に因るところが大きい。このへんは宮台真司の『まぼろしの郊外』に詳しいのだけど、それによればこうした家族の危機は70年代のドラマ、『岸辺のアルバム』の頃から叫ばれている。

一見「まともな家族」なのに、実際は母親は不倫、姉は堕胎、父親は家族のためと称して仕事に没入し、家族を顧みないという“ウソ家族”ぶりに、予備校生の男の子が苛立つ。まさに、団地家族のバラ色の夢というフィクションが潰えて問題が噴出しつつあったこの時期にこそふさわしい作品である。

予備校生が“ウソ家族”に苛立ったのは、まだ家族に関わるロマンが残っていて、期待はずれな現実に失望したからだ。そんなロマンチックな前提さえもが消えると、家族は「よそ者」が互いに迷惑をかけずに同居するのに似てくる。「よそ者」同士だから互いの価値観は伝わらず、しばりもなくなる。  (宮台真司 『まぼろしの郊外』)


『僕カノ』の場合、最初のきっかけである妻との離婚はこうした70年代から続く文脈のなかにある。つまり「妻なんて家政婦みたいなものだ」という女性側の結婚に対する絶望感であり、これは以前から盛んに議論されている。しかし、それによって露わになった“他人のような父と子”という問題は、すぐれて現代的でこの作品の面白い部分だ。なぜなら世代的に見ると、父徹朗はちょうど『岸辺のアルバム』世代の子供の年齢に当たり、宮台の指摘するように家族が形骸化するのを目の当たりにしてきた世代だからだ。つまり問題の芽は徹朗が育った親の家庭から既にあり、「よそ者」化した家庭で育った徹朗が、娘に他人のように接するのは容易に予想がつく。そしてこのドラマでは、そのことも徹朗とその父義朗の関係によってしっかり描かれている。なかなかしっかりした話だなーと思った。

関連記事:夢見てんじゃねえよ 「まぼろしの郊外」
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  2. 2007/10/30(火) 21:43:18|
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213日目



北海道のお土産その5。「アサヒ長熟」
これも北海道限定。
OLYMPUS E-500

  1. 2007/10/30(火) 11:32:11|
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あの“でじこ”が帰ってきた!『ウィンターガーデン』

ウィンターガーデンウィンターガーデン
(2007/04/18)
真田アサミ、沢城みゆき 他

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どうもいまオレの中でアンニュイ作品なウェーブが来てるっぽいw

『デ・ジ・キャラット』10周年を前に、世界観を大胆に切り崩し、ギャグ一切無しの正統派ラブストーリーとして再構成したもの。
デ・ジ・キャラットが全盛だったころ、僕はまだ田舎の高校生で、リアルタイムでアニメを観ることは出来なかった。でも断片的な情報やコゲどんぼのイラストに、オタクの聖地“アキバ”の面影を見て憧れたもんである。なつかしぃなー。

この話では現実と同じだけ月日が流れていて、でじこはすっかり20歳の普通の女の子、ぷちこも女子高生になってる。いまは秋葉原のゲーマーズではなく、郊外のケーキ屋でバイトをしているでじこ。クリスマスに出会った青年に対し、想いを募らせていくのだが――。

「もしも、拓郎さんに別の彼女がいるなら、それはちょうどいいんじゃないのかなぁ...」

07.10.29-Winter.jpg

このでじこをオレにくれ!
というぐらい、この話のでじこは素直で可愛らしい。控えめで思いやりに溢れる、今時ちょっといないくらいの良い子だ。
(昔を知る人は“裏”があるんじゃないかと勘繰りたくなるが…w)
話はほぼ、このでじこの微細な心情の揺れを丁寧に描き出すことに費やされている。それに実の姉妹という設定で一緒に暮らすぷちこの思いやりが付加的に描かれる。この姉妹は本当に仲がいい。年上だけどちょっと頼りない姉のでじこを、ませた妹のぷちこが助けてやる関係。コメンタリーによれば、それは2人の声優の真田アサミと沢城みゆきの関係が大いにフィードバックされているらしい。
とにかく観ていてやさしい気持ちになれるアニメだ。

いちばん切なかったのは、上記のセリフのように、でじこが恋の相手の拓郎との関係がうまくいかなくなったとき、だまって静かに身を引こうとするところ。彼女は怒るでも喚くでもなく、ただ静かに涙をぬぐう。この大人な態度が、昔の直情的な性格(というか中身の薄いキャラだった)を知ってるだけに、とても強く焼き付いた。
――彼女は幸せになれるのか、拓郎は本当にひどいヤツなのかは、観てのお楽しみ。

おそらく賛否両論ある作品だと思うけど、僕はもともと内面的な話が好みなので、こういう風にキャラを掘り下げていく手法は大歓迎だ。
ふり返れば、そもそもデ・ジ・キャラットは『動物化するポストモダン』にも取り上げられたように、ネコミミやメイド服という萌え「属性」をあらん限りつっ込んで結晶化させた、キャラ未満のただの“絵”であり、中身のないゲーマーズの販促マスコットに過ぎなかったと思う。それがあとづけ的に黒い性格を付与され、ブームにつながるわけだけど、それ自体が二次創作的な、キャラありきの典型例だ。だからこういう劇中劇的(ネギま、ハヤテ的)なアクロバットも可能なんだろうと思う。だから、この話自体もとても二次創作的だ。いかにも同人誌でありそうなノリだし、監督自身の二次創作だと考えるとわかりやすい。拓郎が劇の台本を書いてるという設定も、メタっぽいし。


余談。
制作はJ.C.STAFFといわれると納得。

余談2。
作監のひと、よい太ももごちそうさまでしたw(ファン必見!)

余談3。
作品タイトルは松田聖子の曲から。
EDで真田アサミがカバーしてる。

TVアニメ「Winter Garden from デ・ジ・キャラット」OP・ED主題歌&サントラ集「ウィンターガーデンサウンドコンプリート」TVアニメ「Winter Garden from デ・ジ・キャラット」OP・ED主題歌&サントラ集「ウィンターガーデンサウンドコンプリート」
(2006/12/22)
Goro Nagase、 他

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BGM:「PARTY NIGHT」
  1. 2007/10/29(月) 20:37:32|
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212日目


北海道のお土産その4。「サッポロクラシック」
北海道限定販売のビール…の、はずだが近所の西○でも売ってた。
嘘だッ!w
OLYMPUS E-500
  1. 2007/10/29(月) 16:55:35|
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210日目


DNP CENTURIA撮りっきり

たいふー。
雨の日は髪が言うこと聞かんw

あとARIA 11巻が近所の本屋に一向に入らないんだが。
何故だ(TдT)ヴァー
  1. 2007/10/27(土) 23:04:47|
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流動化社会を生き抜け 『不安型ナショナリズムの時代』

「みんなが豊かになれる安定社会」として成立してきた日本のナショナリズムは、世代という区分線で都合よく「国民」を寸断し、下の世代を「国民」の中に換算しないばかりか、彼らに自分たちの「安定」の維持コストを負担させる形で「放り出す」ことでしか成立しない、まことに身勝手なものであった。その「国民」の内部では、無能な大量の人材をだぶつかせる役割を果たしてきた。これが果たしてナショナリズムと呼べるのだろうか。私は「サヨク」と違い、「日本のナショナリズム」はいけない、という風には考えない。むしろ、「日本のナショナリズムはナショナリズムではなかった」と思っている。


不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由 (新書y)不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由 (新書y)
(2006/04)
高原 基彰

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いや、いい本拾った。

まずナショナリズムには2つある。
1つは高度成長期の豊かさと安定を根拠とする「高度成長型ナショナリズム」(=“美しい国日本”的なもの)。
もう1つは若年層の雇用不安を根拠とする「個別不安型ナショナリズム」(=ネトウヨ的なもの)。

これら2つが区別されずに混同されていることが、まず1つ問題だとする。

高度成長型ナショナリズムはオイルショック以後、社会の安定=会社の安定=個人の安定という図式が崩れたので実質的に終わっている(「会社主義」の崩壊)。しかし個別不安型ナショナリズムの陰に隠れる形で、現在まで延命している。
個別不安型ナショナリズムは、「社会流動化」(自由競争、実力社会)が進む先進国では避けられない「個人の不安感」を、日本ではたまたま上手くいっていた日本型経営によって回避できるという楽天的な見方があったが、若者のニート問題などで「会社主義」の崩壊が決定的となったため、にわかに表面化した。
この両者のポイントなのが「会社主義」の崩壊=年功序列、終身雇用の崩壊である。年功序列制度は、人口比の多い団塊世代の給料が上がっていく=企業の人件費が膨らんでいくという点で、ハナから無理のある制度だった。しかし高原によれば、当時の識者たちはこの矛盾を「意図的に」無視した。そして最近になってリストラ→若者の就職難→フリーター、ニート問題と続き、日本型経営=「会社主義」は一気に崩壊する。

もう1つ問題なのは、こうして会社主義が既に崩壊しているにも関わらず、一時期あまりにも成功してしまったため、いまだ代替となるセーフティネットが不十分な現状を、再び会社主義を復権させて回復しようとする意見が根強いことだ(若者も正社員志向を強めている)。前に述べたように、根本的に会社主義というのは無理のある制度にも関わらず、である。
それは回り回って、雇用不安のもう1つの原因であり会社主義の復権を阻む「グローバル競争」、そしてその相手である中国や韓国への反感となって表れる。
それこそが日本における「個別不安型ナショナリズム」の正体である。
中国にしても韓国にしても事情は似たようなもので、社会構造のねじれに伴う不満感が、若者の個別不安と結びついて「反日」として表れる。しかしそれは多分に内省的な意味を含み、日本同様、中韓内部も決して一枚岩ではない(金大中事件とかね)。したがってこうした反日批判を真に受けて感情を悪化させるのは、全く建設的でない。向こうにいるのも鏡に写った自分自身なのである。

むしろ、文化的にも共通点の多い中韓の若者と日本の若者はよく話し合い、互いに流動化社会をサバイバルする“仲間”となることで、閉塞的な現状を打破し、避けられないグローバル化の中で新たな生き方を示せるのではないか。
――というのがこの本の大筋である。


最後の東亜細亜共同体的な部分は僕がやや脚色したが、高原が言うように日中韓の特に若者のネットを中心としたライフスタイルが類似しているのは、まったくその通りだと思う。そういう意味でこの三国は、今共通に社会流動化に直面しているんだろう(しかも高原によれば、一番状況が進んでいるのは中国らしい)。
また、少しだがこの本は、戦後の歴史上ポイントになった主張や人物を省み、俯瞰的に再解釈することも行っている。宮台や東をメタ的に語ってくれたのはなかなか面白かった。
個人的にオススメ。
  1. 2007/10/26(金) 15:07:02|
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209日目


DNP CENTURIA撮りっきり
  1. 2007/10/26(金) 10:15:26|
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寂しがり屋なぼくらの物語 『ROOM NO.1301 #9 シーナはヒロイック!』

「一人だったら惨めだったかもしれませんね」
 ハッキリと考えがまとまる前に、言葉になって答えは出ていた。
 もしライブの後、幽霊マンションではなく自分の家に帰っていたら。両親も、蛍子もいない、誰もいないあの家に戻っていたら。
 あんなにも楽しいライブの後だったのに、自分は一人泣いていたかもしれない。そんなことを思う。

ROOM NO.1301 #9 (9) (富士見ミステリー文庫 16-18)ROOM NO.1301 #9 (9) (富士見ミステリー文庫 16-18)
(2007/10)
新井 輝

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現実ではとても共感できないような人間(キャラ)に共感してしまう、ということが小説を読むと結構あります。どんなにゲスな野郎でも、文学的表現を用いて描けば“悩めるひとりのにんげん”に早変わり。たぶん現実では見栄や欲望が複雑に絡まってしまう“人”の本質――本人も気づいていないような人間性こそが、文学では丸裸にされるからでしょうね。
そういう意味で僕みたいな“真面目クン”にとって、文学というのは酷薄な社会を見るのに都合の良いフィルターかも知れない。
(どうせ現実は醜いんだけど)

そういう倒錯的な書き手として、代表的なのは山田詠美だと思うんだけど、僕はこの新井輝の『ROOM』シリーズもその系統で捉えてる。

主人公の健一は恋人がいるにも関わらず、成り行きに任せて何人もの女の子と関係を持ち、それを彼女には黙っている、という人間だ。しかもその中には実の姉までいて、道義的にも彼の行為は到底まともとは言えない。
でも、健一のことを「女にだらしない人間」と表現するのは、この話ではピンと来ない。なぜならお話し上、彼の行為には筋が通っていて、また今のところ、健一とセックスしたことで誰も不幸になってないばかりか、それを“救い”と考える女の子が多いからだ。綾は既存の価値観に挑戦するかのように、無邪気にただ健一を愛し、冴子は「セックスしないと眠れない」という現代的な病理のパートナーとして健一を必要とし、姉の蛍子は束の間の健一との逢瀬を胸に、残りの長い人生を生きていこうとしている。そして健一自身、「僕に恋愛は向いていない」と思い悩む、抑揚の利いたキャラとして描かれている。
総じてこの話のキャラクター達は“何か欠損を抱えた人間”として描かれ、そして「それでも幸せに生きていいんだ」という、作者の暖かいまなざしのもとで話が進んでいくように見える。彼らのいう愛情も、loveというよりは博愛主義的な仲間意識や家族愛に近い。宮台真司的な性格類型や、最近のメンヘル系の議論を色濃く反映した世界観といえる。そういう意味で葉鍵系やケータイ小説にも一脈通じる。(直接的にケータイ小説と通じるのはむしろ山田詠美だろうけど)

ただ、それだけでは同型小説の中に埋もれてしまう。この話がその中でも光るのは、2つのポイントがあると思う。

1.絵の作用による萌えキャラ化
この小説の文体自体は淡白で、あまりライトノベルらしくない。内容も、すごく内面的な言及を会話で行うことが多く、かなり文学的だと思う。その意味で山田詠美と似たり寄ったりで、たぶん文章だけじゃあまりキャラを「可愛い」とは思わないんだけど、そこにさっちのイラストが付くことで僕は全く印象が違った。この可愛い絵柄の女の子達が、実は悩みを抱えた深い人間性を持ってるというギャップが萌え系文化の中ではけっこう異色に映った。僕が知る限りでは、「萌え」を取り入れることによって作品の深みを増した一番の成功例だと思う。

2.ファンタジー要素を上手く使っている
基本的に現代劇(10年くらい昔な感じ)だけど、要所でファンタジーを上手く使っている。たとえば健一たちは、12階建ての「幽霊マンション」の、有り得ないはずの“13階の部屋の鍵”を拾うことで互いに出会い、物語に参加してゆく。作中で幽霊マンションは、特に複雑な問題を抱える子に居場所を与える“環境装置”として機能し、現実には内在化してしまう子供のメンタルな問題を、大胆な思考実験として見せてくれる。様々な事情で家に帰れない彼らが、ここでの半共同生活によって擬似家族をつくり、自分の問題に対峙するという構図はかなり斬新な仕掛けだと思う。表題となっている1301号室が「みんなのリビング」なのも象徴的だ。
また、各巻のプロローグでは未来の健一たちが描かれるが、そこでの幽霊マンションの面々は、なぜか運命のいたずらによって、どうしても再びお互いに会うことが出来なくなってしまっている。――これは大人になると、昔の仲間とはなかなか会えないということのロマンチックな比喩であり、なにか人間関係の本質を衝いているようで、僕は胸に来るものがある。

シリーズも9巻を迎え、ようやく中弛みを過ぎてゆっくりと終わりに向かいはじめた感じがする。まだすぐということは無いだろうけど、大学生活を通して読み続け、色々示唆を与えられた作品なので、最後までじっくり見届けたい。
まぁこれが完結するまで、オレの青春も終わらないな(笑)

関連記事:“超傑作”ってある?自分の心を震わせた物語
関連記事:俺たちは全部手に入れる 『ROOM NO.1301 #9 シーナはヒロイック!』 かさぶた。
関連記事:ROOM NO.1301 #9シーナはヒロイック! (9) Apple Enthusiast.



余談。
山田詠美の『放課後の音符』がこれと似たテーマの作品だと思うので、読み比べると面白いかも知れない。これもいわゆる「パパ」とか「リゾラバ」とか、当時からの社会流動化にコミットした話としても読めるので、なかなか感性が鋭い。

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)
(1995/03)
山田 詠美

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BGM 古内東子「心にしまいましょう」
  1. 2007/10/26(金) 03:45:59|
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208日目

07.10.25-Autumn.jpg
DNP CENTURIA撮りっきり

1週間ほど帰郷しました。
山はもうすっかり晩秋でした。
  1. 2007/10/25(木) 22:01:06|
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最終巻 『NHKにようこそ! 08』 祝、ひきこもり卒業…なのか?

だがしかし!
まだ負けるわけにはいかない!!
なぜなら俺は陰謀に立ち向かう
本物の戦士だから!
NHKにようこそ!
(完)


NHKにようこそ! 8 (8) (角川コミックス・エース 98-12)NHKにようこそ! 8 (8) (角川コミックス・エース 98-12)
(2007/07/26)
滝本 竜彦

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まったく意図してないけどオレ、今日でニート200日達成です。なんかヤな因縁を感じる…

迷走に迷走をかさねた挙句、何とか完結…という印象。小説版は読んでないけど、だいぶ展開が違うらしい。巻末で滝本竜彦が「おそらく墜落した」と自省しているとおり、漫画版は真っ当に終わった、とはとても思えない。はっきり言って明日にでも続きがはじまってもおかしくないような状態。

原作では知らないが、何か進展があるかと思えば「それは岬の作戦だったり、佐藤の妄想でした」というオチがつくのがこの漫画の常套句だった。それはたしかにギャグとしてはアリだったが、結果的に作品のテーマ性を薄め、読者離れを起こしてしまったことは否めないと思う。メタゲームもやりすぎには注意、ということか。
結局、実家に帰りはしたが佐藤はニートのまま、岬の独白もいままでの“ゲーム”の域を出ることなく、何ら成長せずとりあえずお互いの好意を確認して、この話は終わる。

でも、僕はこの話嫌いじゃない。なぜならこの作品の描いたテーマは現在も進行中の問題であり、安易な解決はご都合主義や問題の矮小化(=個人の問題、“佐藤と岬のケース”に限定)につながるからだ。それこそ読者置いてけぼりで、「佐藤だけ救われてずりーよ」となってしまう。それよりはこのほうがはるかにいいと思う。この社会問題の解決自体をこの漫画に託すのは、ちょっと酷だろう...。
これでよかったんだ、うん!w


余談。
大岩ケンヂの描く岬ちゃんはホント可愛かったなぁ。たぶん大岩自身の作風は僕は好きじゃないと思うんで、この作品がいちばん好きだろうなあ。
  1. 2007/10/17(水) 19:33:41|
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新人(にいと)P 誕生

新しい僕の名前。
(分不相応ながら“P”を名乗らせていただきます...)
sc.gif
>Download(9.7MB) DL Key:「disk
↑9.7Mて…こんな重いgifファイル見たことねぇよw
まあ一種の動画ファイルだと思いねぇ。


説明 「iDOLM@STER on the disk」
前に言ってたアイマスの「ファンアートの祭典」への応募作品。前から描いてた絵に差分を加えて加工したもの。これをみてニヤニヤしたら、あなたもアイマス厨確定。(笑)
元ネタは言わずと知れたわかむらPのこの動画↓

アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風
iDOL2.5

この作中に登場する、通称「回転ずし」があまりにセンスフルだったので、思わず再現してしまいました。GIFアニメなのでOS付属のビューワーやブラウザで見ることが可能。

ちなみに一応Windows付属のビューワーで見ると、Perfumeの「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」に出だしの口パクがだいたい合います(だいたいね)。
一箇所だけ千早がまばたきするところがあるんですが、そこに合わせて音楽プレイヤーの再生ボタンを押すとシンクロするようになってます。
ただIEとかブラウザではスピードが合わないみたい。PCのスペックによっても変わってくるかと思うので、そこはおまけ程度に考えくださいw

この絵一応描き起こしたんだけど、小っちゃすぎるしオリジナリティもないんで、拡大画像も貼っときますね。(これも応募作品です)
onthedisk
↑CLICK!


謝辞
このようなイベントを開いて頂いたニセP、元ネタ動画を制作されたわかむらP、およびニコニコにたくさんの魅力的な動画をUPされたすべてのP方に感謝します。あなた方がいなければ、僕がアイマスにハマることもありませんでした。まだアイマス&Xbox買ってませんが。(オイw)


余談。
もし次の機会があれば、今度はぜったい閣下を描きたい。愚民としてorz
(待ってて下さいマキュロP、呂凱P!)


関連記事:129日目
関連記事:「洗脳!搾取!虎の巻!」 プロ愚民の集会場はここですか
関連記事:未来に行きたい! 「エレクトロ・ワールド」紹介にかこつけて妄想してみる

アイドルマスター Xbox 360 プラチナコレクションアイドルマスター Xbox 360 プラチナコレクション
(2007/11/01)
Xbox 360

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  1. 2007/10/15(月) 21:49:31|
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198日目 ものすごい勢いでエントリを書く日

乙です。そういう気分なんです。

アニメ制作現場から悲鳴 「生活保護を受けたり、ホームレスになった人もいる」  痛いニュース

資源が無いぶん古くから神レベルの職人技術で潤ってきた国なのに
なぜまだ実際に創る人を冷遇するのか分からん
左から右に流す奴が一番金を貰ってる不思議

すごい共感できる記事だな~と思ったら…たぶんオレこのコメント見て下の記事書いたんだw パクっちまった…
m(_ _)m<サーセン!

…基本的に、雇用者はここで次の2択を迫られると思うんだ。
①夢をあきらめる。
②人間をあきらめる。

できればこの2択は回避したい…。

関連記事:これが“高度資本主義社会”だぜッ?
関連記事:儲からないのになんで働くの?
189日目 キンモクセイの香りがするよ


ブログの質を高める為には低機能パソコンでは限界があるなんて知らなかった ホームページを作る人のネタ帳

本体キーボードの裏が鉄板のようになっているため、熱が逃げず、キーボードをした状態だと20分でシャットダウンが走ります。

仕方ないので手持ちのキーボードを外付けし、本体のキーボードはとりました。

さらにこの状態でも1時間でおちます。

なので、見にくいかもしれませんが、パソコンの裏、ホテルの窓から飛び出てます。
現在北海道は気温4度ですから、冷えて調子よくなりました。

ええぇ~~!!??
低スペックにも程があるwwwww

――というか、それもうパソコンですらないでしょw>Yamadaさん
いや、嘲笑ってるわけじゃなく、マジで...
  1. 2007/10/15(月) 12:32:15|
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これが“高度資本主義社会”だぜッ?

迷路よりも黒猫がいい! 高度資本主義社会の中で生きていくために
延々と攻殻機動隊Stand Alone Comlexの話なのにコードギアスの話おおっ! 高度資本主義社会の中で生きていくために

なんて会心のエントリっ(しかも2つ)。
レポート前の成せる業か。(笑)

迷路よりも黒猫がいい!

『下流社会』読んだ某先輩の感想が「この人は色々な資料を使って、『自分が下流じゃない』ということをアピールしたいんだよ」でした。まー全く当たっていると思いますけどね(笑)。
まぁ似非科学のゲーム脳と同じで「市場のニーズを読んだ本」って感じなんでしょうね。

ホント三浦展は市場を読む天才w
『下流社会』と『ファスト風土化する日本』の2冊読みましたが、僕の印象では三浦展はだいたい「“劣化”宮台真司」。読んだジャンルの偏りもあるだろうけど、基本的に宮台の言う「ネオコンニヒリズム」「郊外化」「ウソ社会」で片付けられる。精度も悪いし。
ただ、コピー打つのはマジで上手い。“下流社会”とか“ファスト風土”とか、ホントいい言葉だと思うし。むしろ研究者やめて糸井重里の跡継いだらいいんじゃないかとw(ホントに本人が考えたか知らんけど)

違うのは、たぶん立ち位置でしょうね。
便宜的にこの社会を2つの視点で見る。1つは競争の激化するピラミッド構図、もう1つは「世の中ウソばっかりだ」というカオス(ウソ社会)。
前者はいわゆる「上流、下流、勝ち組、負け組」の構図で、代表するのは小泉さんやヒルズ族、あるいはニート。Keiさんの言う「中心文化(ハイカルチャー)」の世界。で、三浦展はこの社会の言霊使いの役割。
対して後者はネット、フラット、フィーリングの構図で、代表するのは東浩紀やオタク、あるいは梅田望夫さんのような進取的な人種の「サブカルチャー(ギーク)」な世界。で、宮台真司はこの社会を“あえて”弁護する。

ピラミッドからカオスを見ると、なんか下の方に淀んでて「最近の若いヤツはけしからん」的なスタンスになる。しかしカオスからピラミッドを見れば、サル山がどんどん崩れて登りづらくなってるばかりか、そもそも土台から崩壊しかねない。「そんな危ないもん信用できるか」と思うし、だから宮台は「天皇万歳!」とか叫んで、ウソでもいいから(「東亜細亜共同体」という)富士山をつくろうとするんだと思う。(失敗だろうけど)
三浦展は昔ながらの大衆社会の代弁者のポジションだから、あざといし年寄りの説教みたいでムカつくけど、実際言ってることをよく聞くと、立場が反対の宮台とそんなに差はないので、僕は別に嫌いではないです*1(好きでもないけど)。

ニートは国を滅ぼすか? インタビュー「37歳」が危ない Yahoo!セカンドライフ
(from 高度資本主義社会の中で生きていくために

三浦「あの本(村上龍『13歳のハローワーク』)の、自分の好きなことを見つけられない人間を“負け組”と呼ぶ考え方は疑問です。それでは、だれもコツコツと働かなくなります。」

彼の言いたいことを要約すると、たぶん「『自分らしさ』とか『創造力』は敵だ!」ということになると思うんだけど、でもそれを失ったら、情報を右から左に流すだけの“勝ち組社会”なんて、根本から崩壊するってことはわかりそうなもんだけどなぁ…。この社会は生産現場に対して厳しすぎるよ。いずれ変わっていくと思うし、変わらなきゃマズイ。(そもそも、『下流社会』に「出世するヤツに創造性なんかない」って書いてるし。だとすれば“ハイカルチャー”なんてスカスカでしょ)

たぶん、どちらの見方にも真はあると思う。ただ、どちらかに偏ると不安定な社会では危険だから、注意深く見極めながら、自分の納得を頼りに進むしかないでしょうね。

追記。
僕はあまりカルチュラル・スタディーズはよく知りませんが、三浦展はたしか80年代を席巻したパルコの研究員だったから、80年代思想のカルスタとは近い位置にいるんだと思いますよ。あえて道化を演じてるのかも知れませんが。>Keiさん

関連記事:あらためて...「下流社会」
関連記事:「ファスト風土化する日本」 全ての理想は、現実の前に屈服する
関連記事:夢見てんじゃねえよ 「まぼろしの郊外」


延々と攻殻機動隊Stand Alone Comlexの話なのにコードギアスの話おおっ!

友達も仲間もボロボロになっても前に進もうとする「コードギアス」の方が「戦争」についてクリティカルに捉えていたように見えると思うんですよね。「黒の騎士団」が今時「正義の味方」だとか公言しているシーンとかすごい批評的だと思います。
今の戦争は外からじゃない、中から起きるんだということを強烈に印象付けたのも「2nd GIG.」よりは「コードギアス」でしょうし。

『コードギアス』を評価する切り口の鮮やかさが見事。
『ギアス』にハマったひとは、たぶんあの話のギャグ的状況は重々理解して嵌っていると思う。「戦争の大義?んなもんナナリー(妹)のために決まってんだろ!」みたいな(笑)。むしろ大義の胡散臭さが見え見えで、逆に個人のエゴ丸見えなところが今っぽくてリアル。

あとこの機会に神山健治監督についてもちょっとWikiで見たけど、残念ながら『ミニパト』しか見てないんでよくわかりません。今まで押井守の下にいた人みたいだから(そんなインタビューも読んだ)、オレ『攻殻』好きじゃないから接点がない。テレビ版もちょっとしか観てないし。ただ『精霊の守り人』とか評判いいですよね。
――で、その立場で東浩紀を弁護させてほしいんだけど、東さんはオレと似た感じで『エヴァ』からギャルゲーに(つまり「セカイ系」方面に)転んだ人だと思うから、あんまり『攻殻』とかに興味ないの仕方ないと思う、なんか理屈で上手く説明できないけど…(頭悪りいな)。押井守より新海誠、新海誠より葉鍵って感じだし。この日記とかヒドイ。↓

CLANNADと筑駒 kajougenron

そんな僕は予想どおり、今期のアニメは『CLANNAD』ぐらいしか観ていません。援助交際肯定と言われようがなんだろうが、渚と風子には神が宿っていると信じている今日このごろです。

…正直ヒいたわ、ただのオタクじゃん(笑) しかも自分の母校が背景画像になって、超はしゃいでるしw さて『動物化するポストモダン2』を読まずに言ってみたけど、当たってるかな?

ちなみに、押井守はあんま観てないと思ったら 『パトレイバー 2 the Movie』『GHOST IN THE SHELL』『人狼』『アヴァロン』と結構観てた。『人狼』はけっこう好き。

余談。
このエントリを読んで、Keiさんが『ガンダムOO』駄目だって言う意味がなんとなくわかった。
とりあえずレポートがんばって!

関連記事:誰だよ、『ガンダム00』がクソって言ったの


*1:不公平をなくしたいというスタンスには賛成。
  1. 2007/10/15(月) 11:31:27|
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「変態!変態!ド変態!!」

「罵ってけ!へんたいたーれん」歌:水瀬伊織 (from 疑惑
iDOL2.5
紳士は何度でもよみがえる...。
music galaxyさん、たくさん拝借してすみません。

関連記事:TBS(アッコにおまかせ!)が初音ミクでキモオタ叩きの印象操作 日刊スレッドガイド

TBSの偏向報道が尋常じゃないのはさておき、でも客観的に見てミクとか↑の動画で大喜びしてる僕らはどう見てもド変態だと思う…w

オタクの生き様に生命の神秘とか感じるべきかも いつも感想中

○○信者って言われる類いのオタクってこれかも。

三次元の女性に興味のないオタクは、実は上にある利己的遺伝子のように「自分にとって優れたコンテンツを提供してくれる優良なオタク(クリエイター)」を支持する事によって利己的に振る舞っているのかもしれません。

いやそこまで深く考えんでも...。

僕が思うに、世の中には1人の人間には手に負えないほどの膨大な知識があって、みんなそれぞれ自分にとって「要る知識」と「いらない知識」を選り分けて生きてるんだと思う(“誰”にとって“何”が要る知識かまで言ってしまうと、大変こわい事になるのでやめますw)。
ただ、いらない知識でも「知らない」って言うのは引け目を感じるから、前もって「あんなキモイものは知らなくていいんだ」「知ってるヤツは変態」と予防線を張っとくのだと思われ。知ってれば案外楽しく見れるのにね。

まぁオタクが嫌いでそっち系の情報を遮断してるひとに、「ネタ読解」なんて逆立ちしても理解できないと思うし。(僕がそういう楽しみ方を知ったのは『シスプリ』くらいからです)
とりあえずアッコにはこれ↓でも見せとけ。

みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
iDOL2.5
こっちはこっちで100万再生で大騒ぎw
ミリオン動画はたぶんはじめて見るわ...。


余談。
hobo_kingさんが「ミーム」(≒遺伝子)を解説してくれたので、ももちさんのブログがスラスラよめるお。( ^ω^)
  1. 2007/10/15(月) 07:34:02|
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ニートです、夜になると目が冴えて寝付けません...

アキリツ大百科 スイミン不足 アイドルマスター (from 疑惑iDOL2.5

↑負けた…orz

これ「解説」のオンナスキーPかよ。なんて多才なひとなんだ...。
キィー妬ましいわ!w
  1. 2007/10/15(月) 07:16:17|
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194日目

コスモス keiko's photo diary
同じ花を撮ってもずいぶん雰囲気違うなぁ…。まあマクロ写真て男っぽいよな~とか思いながらやったんだけど。
僕もkeikoさんみたいなオッシャレーな写真撮りてぇ...orz

exciteに写真ブログが多いのって、やっぱ昔テコ入れしてたからなのかな。


『よつばと』 永遠に終わらない夏休み~榛野なな恵・高野真之との比較 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

これらの「永遠に終わらない夏休み」という退屈な日常からの脱出モチーフは、経験的に、日常でシゴトなどで逃げられなくやりたくないことに時間が拘束される人々ほど強く希求するようです。

また、この日常からの退避は、刺激を求めるのですが、それがセクシャルな刺激ではなくて、こうしたノスタルジーや子供時代の体験の新鮮さに求める人は、かなりの確率で、性的なものに飽きているか、もしくはそうとう枯れてきているナイスミドル(笑)な年齢の人が多いようです。
(略)
そういう意味では、そもそもこの本を読んで、メチャメチャ感動する層ではないんですよ、いずみのさんは。僕もですがね。

なるほどね~、ハマらない理由がわかったわ。
ボウヤだったんだね僕は。(笑)
ほかにも「永遠の日常」の物語類型に関する言及とか参考文献とか、個人的にかなり興味のあるテーマのエントリだった。タイトルにはないけど『ハチクロ』や『ハヤテのごとく!』『ネギま!』に関する話もある。

僕なりに要約すると『よつばと』と『ハチクロ』では、実はロリマンガに見えて『よつばと』のほうが、想定読者の年齢が高いってことですよね。2つともノスタルジーを描いてるわけだけど、『ハチクロ』に自分を重ねて読む読者は、そのヌルい関係に浸りつつ、どこかで恋愛に発展して、この関係をぶち壊してほしいというもどかしさがあると思う。つまり望んだ間柄ではなく成り行き。対して『よつばと』にハマる人というのは、そんなもんはとうに超越して、ただ回帰したいと。つまりもう1回りして帰ってきちゃったわけだw

あと『ハヤテ』や『ネギま』がメタ構造の話だっていうのは、僕のエントリにも共通するものがある。

関連記事:らき☆すた,ハヤテ,絶望的憂鬱 ―外伝―


ネタがわかりやすい形で提示されてる事。(アレンジや思い出で作品舞台が描かれない事) モノーキー

たとえば、いい事をしようっていう寓話を元ネタにして、いい事をしてもいいことなんて無いっていうパロディをやるみたいな。

「トーダイに行けば幸せになれるよ」→三浪


メールにお返事。 Something Orange
「swan song」という言葉の由来について紹介。ソクラテスの話かっこいい。


「CLANNAD」電車がJR総武線に登場&「CLANNAD」パン缶連日売り切れの大人気!! 日刊スレッドガイド
ちょっと乗ってくるw
  1. 2007/10/11(木) 23:32:54|
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誰だよ、『ガンダム00』がクソって言ったの


ガンダム「そんなこと言うひと、嫌いです」

「ふはははははは、これは傑作だ。戦争をなくすために武力を行使するとは。『ソレスタルビーイング』、存在自体が矛盾している!」

普通に面白いじゃん。おまえらどんだけ盛ってんだよw
Wとギアスのパクリとか、べつにいいじゃん。SEEDから引き続いて「戦争“そのもの”との戦い」というテーマもしっかりしてるし。(厨クサいけど) 純粋でいいじゃないか。

昨今めずらしく「軌道エレベーター」とかSF要素あるし。巨乳チャイナ可愛いしw あとは種デスのように後半失速しないことを祈るよ。
小中学生向けのアニメだから、あまり過度な期待はしないけど。
  1. 2007/10/09(火) 22:41:53|
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192日目 Kosmos, Cosmos

07.10.09-Cosmos.jpg
秋、花の香りただよう街。そして宇宙の季節。(強引)
OLYMPUS E-500


▽アイドルマスター 雪歩 Kosmos, Cosmos (HYPER EDIT) PV風
iDOL2.5
ゆりしー大勝利


ゴルファー上田桃子ブログ炎上、TV発言謝罪 MSN産経ニュース

放送で上田さんは「同級生とかで、バレーとかバスケとかをしてる子がもう、不思議でしょうがなかったと言うか、先がないスポーツを何でできるんだろうと思って」とコメント。インタビュアーの「先がないスポーツ?」 の問いに対して、「プロっていうものがないじゃないですか? どうしてそこまで頑張れるのかなっと思って」と回答。

しごく真っ当な意見じゃない?本当に好きで続けたいと思うなら、ちゃんと現実も見るべき。オレも高校のとき、当然のように掃除をサボって練習に行く野球部に「どうせプロにもなれないくせに」と内心毒吐いてた。
有名人なんだから公共放送では当たり障りないこと言えってこと?でも「情熱大陸」ってけっこう本音に迫るような主旨の番組でしょ。おかしくね?

よく梅田さんや小谷野さんなんかが「ネットも実名志向でいくべき」というようなことを言ってるけど、やっぱこんな状況じゃ実名は不利だし制限を受けるよね。だから少なくとも日本では、匿名のネット文化には価値がある。

関連記事:上田桃子(プロゴルファー) 情熱大陸


▽情熱大陸 祐真朋樹

こういう“軽い業界”の人ってなんでこうベタに痛いかな。前見たアパレルのバイヤーも酷かったw
「かっこいい男になりたい」、片肘窓に掛けて運転、さむいギャグ、年甲斐のない言動…。隣にいたらいちいちツッコミたくなって疲れそうw
でもやっぱセンスはいいんだろうなぁ...。


▽ドラえもん vs るろうに剣心~飛ぶが如く!~

あっはっはっは!


▽アイドルマスター りっちゃんのまほうがとけたよ!
iDOL2.5
リッチャンハカワイイデスヨ!


▽初音ミクがかわいいので踊ってもらいました(高画質化版)
iDOL2.5
エロゲーに実装してくれ。


▽タイムリミットPV
iDOL2.5
アイマスMAD作者のみなさーん!


▽初音ミクが本気で「奇跡の海」 を歌ってくれた(Ver.1.0-Release)
iDOL2.5
うp主はよい調教師。
  1. 2007/10/09(火) 19:43:26|
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儲からないのになんで働くの?

同人誌即売会に行ってちょっと思ったんだけど、僕はあんまりオタク産業に金を落とさないオタクなんだよね。同人誌も買わなければ蒐集癖もないし、本だってそんなにたくさん(オタクにしては)読む方じゃない。たいていアニメとWebコンテンツで満足してしまうわけで。
クオリティが心許ない同人誌を買ってくれて、アニメのDVDも買ってるようなオタクの人には本当に頭が下がるし、そういう人によってこの業界は支えられてると思うんだけど、一方で最近は僕みたいなヤツも多いと思うんだよね。それで十分満足できるし。

ただちょっと思うのは、そういう「金を注ぎ込むほどじゃないけど、オタクカルチャーは好き」というヤツが、何かこの文化のためにしてやれることは無いのかなぁ、ということ。基本的に“サービス産業”だと思うし、「日本の宝」と持ち上げられながら中の人の待遇が一向に良くならないのは、見てて不憫。

関連記事:アニメ製作会社の内部資料が流出…予算表、スタッフリストなど 日刊スレッドガイド

これはひどい。
そしておそらく構造的に問題あるだろうから、たとえアニメ産業に落ちる金が増えても、きっと底辺のアニメーターさんの労働条件は大して変わらないんだよね。情報化とか社会の流れはどうも開放的に、フラットに向かっているから、そのなかで既得権益を囲い込んで富を得ようとする「企業」という存在は、ある意味“旧世紀の遺物”になりつつあると思う。今後強いのは、たぶんアップルみたいに「文化自体を創り出してしまう」会社。むかしのソニーもそうだったのかも知れないけど…。ただそういう会社は当たり前だけど多くはない。だからアニメ産業に限らず、既存のパイの縮小による構造不況と社員待遇の悪化というのは、全社会の縮図だと思う。
かといって、昔のような大衆社会に戻るのは全力で反対だけど。

とりあえずアニメ業界に関して思うのは、まず数が多すぎだよね。1クールに何十本放映してるんだろ?しかもほとんど深夜の関東ローカルで、地方配信されないし。そりゃ儲からんわw クオリティ的にも“粗製濫造”という感じだし...。
個人的には放映数から人員まで、業界の規模を半分くらいにしたほうがいいんじゃないかと思う。それでも1クールに10本以上はあるし。ただしそのぶん少数精鋭化して、制作費も2倍、給料も2倍にする。海外へのアウトソーシングは極力なくして、ルーチンワークは機械化する。そのほうがファンも幸せじゃない?

――まあ理想論だけどね。業界の実情を知らないのも百も承知。
そもそも「ニーズのミスマッチ」を国が問題視するくらいで、ほっといても僕のようなバカなゆとり世代が、安月給のアニメーター目指してホイホイやってくるんだから、経営側としては「あるものは使う」よね。倫理的に問題あるとはいえ。
だから「夢を持つこと自体、不幸」という大人もいるし、それはべつに悪意で言ってるわけじゃないのはわかる。わかるけど、どうよ?w
“こちら側”としては、崖っぷちに突き進むレミングの群れというか、群れてるけど「自分は違うぜ」というか(笑)、たぶんみんな「オレは世の中を変えてやる」という自意識に直結した野望を持ってる。つまり「オレは飛べる」と…www

理想運動って空しいよね…(でも止められませんw)。

関連記事:搾取しているラスボスがどこかにいるわけじゃない」 Something Orange

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  1. 2007/10/09(火) 17:06:49|
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191日目



"オタクが上手いという絵は大抵の場合、上手い絵じゃない。" REVの日記
(from 独り言以外の何か

美大出身者は絵を一目見れば美大出かどうかはすぐ分かる。(例えマンガ絵でも)絵の種類がまるで違うから。何故かその事実をみんなあまり喋りたがらない。そして素人はその事を全然知らない

言いたいことは分からなくもないけど、引用元の人(REVさんでなく)の言い分があまりに主観的でうさんくせぇ。あなたの言う“上手い絵”の定義って何よ?そしていわゆる「美大クサい絵」を絶対的に上手いとする根拠は何よ?正統的な絵画を礼賛する価値観はとっくに転倒してんだよ、でないとポップカルチャー自体が成り立たないじゃん。


4年前に生まれたヤンデレ小説が復活! 『きみとぼくの壊れた世界』 かさぶた。
ゆいつ読んだ西尾維新の続編ktkr

しかし4年前には、ヤンデレのヤの字も存在せず、そういう文脈では読まれなかった。変化の早いキャラクター小説の世界において、4年もブームを先取りしている事自体、明らかに異常である。

や、僕の知る限りでも『銀色』のねーちんとかいるし、たぶん「ヤンデレ」ということば自体もまことしやかに語られてた気がするよ。起源探しはキリがないし、作家に変なカリスマ性を付与すんのはやめたほうがいいんじゃないかな…。

なぜこんなこと言うかといえば、オレ『きみぼく』が厨クサすぎて読めたもんじゃなかったんだよね...。だから未だに西尾維新がどうスゴイか全くわからんw
『化物語』って面白い?


「パクリ」と「盗作」の境界線 敷居の先住民
結局評価を決めるのは大衆だから、オリジナルと言わせるだけの力が作者に足りなかったらパクリ呼ばわりされる。逆に力のある作品なら、いずれ風向きも変わるでしょう。アートになるとコペルニクス的に価値観を転ばせて逃げ得…かな。
…というか誰か件のケータイ小説読めよ。(←メンドい)

関連記事:現代において盗作が生まれやすい理由 空気を読まない中杜カズサ
(from 独り言以外の何か



FC2ブログでユーザー記事消失 「Googleキャッシュのコピペで復帰を」 ITmedia News
(from 独り言以外の何か

さて、引っ越そうか…。
  1. 2007/10/08(月) 10:46:27|
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189日目 キンモクセイの香りがするよ

秋だなぁ...。

搾取しているラスボスがどこかにいるわけじゃない」 Something Orange

「搾取しているラスボスがどこかにいるわけじゃない」。

 たぶん、そういうことなんだろうな。どこかに悪党がいて、そいつを叩けば事態が改善するなら簡単だけれど、世の常として、そういうわけには行かないんじゃないかと。

毎日のように企業の不正が取り沙汰され、この社会にはモラルなんてものは無いのだと暗鬱とした気分になりますが、当然ながらどこかに大悪党がいるわけでもなければ、ましてみんなが悪党なわけでもない(悪党もいるけど)。ただ資金獲得のための際限ない競争があって、その競争原理のなかではモラルは置き去りにされる。――結果、私たちが住んでいるのはいつ犯罪の片棒を担ぐことになるとも知れない、歪んだ社会。
これはシステムの問題であって、個人の責任ではない。しかし、自覚ある社会人として、自分の生活だけでなく自分の人生についてもプライドは持った方がいい。でなければいずれ犯罪者になって首を括るか、本当に悪党になってしまうだろう。

山崎「すなわち!この僕等の置かれてる状況こそが
   構造問題…ひいては政治問題だったんです!!
   なのにニート・ヒッキー問題を個人的な話にすり替えて矮小化
   し
   既得権益を守ろうとする巨悪が この日本でのさばってま
   す…!!
   許せない…
   こ…殺しましょう!!」
佐藤「…………誰を?」
山崎「巨悪を!!
(滝本竜彦×大岩ケンヂ 『NHKにようこそ!(7)』/角川書店)

しかしこの“システム”に立ち向かうのも結構、むなしいわけで…w

NHKにようこそ! 7 (7)NHKにようこそ! 7 (7)
(2007/05/26)
滝本 竜彦

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  1. 2007/10/06(土) 21:57:15|
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『おお振り』を読んで時事ってみた。

花井「三橋!!あとのことはまかしてお前の一番いい球投げろ!!
お前の投げる球なら誰も文句ねェから!!」


おおきく振りかぶって Vol.8 (8) (アフタヌーンKC)おおきく振りかぶって Vol.8 (8) (アフタヌーンKC)
(2007/05/23)
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――もうネタバレしてもいいよね?
というわけで、ついに桐青高校を倒した西浦ナイン。アニメはちょうどこの8巻までのエピソードで終了したわけですが…予選第1試合で終わるってスゲェなw(や、面白かったけどさ)

若干ホモアニメとして認知された感もある『おお振り』だけど、高校スポーツの“青春”っぽい部分、仲間との触れ合いや友情、葛藤、本気で何かに打ち込んだものだけが得られるカタルシスなどを、純度を高めて抽出すればまぁこうなるだろ、とは思う(つまり運動部にはBL的な要素があるとw)。その点で、内気な主人公三橋の心の揺れを軸に描かれる青春模様は、既存のスポ根マンガとは一線を画していて面白い。なかなか賛否両論ありそうだけど…特にこっ恥ずかしくて現役の高校球児たちには受けが悪そう…。そんな野球マンガってどうよ?(笑)

ただ、ひぐちアサの前作『ヤサシイワタシ』を読んでいて、内面描写に才能のある作家だと知ってた人には折り込み済みだろう。むしろこの人が野球マンガ描くって聞いたときのほうがビビったわw


たぶん普通の紹介だけなら他にもいっぱいあると思うので、ここからはちょっとズレた視点で読み解いてみたい。
高校生、アマチュアからプロに至るまで、最近スポーツに関するスキャンダルがよく取り沙汰される。いまも大相撲の相撲部屋でのリンチ殺人事件が論議を呼んでいるけど、僕は基本的に勝負事の世界は暴力性と不可分のように思う。そして、これはおお振りの世界でも厳然と存在する。三橋は口下手でコミュニケーション能力が低いために、中学時代は自分に掛けられた疑いを晴らすことが出来ず、チームで浮いていた。また、好青年で記事冒頭のような名言を残した西浦のキャプテン、花井でさえ、三橋のオドオドした態度に「中学で会っていたら間違いなくいじめていた」と述懐する。
これは、思春期特有の攻撃性と見ることもできるけど、たぶんそれだけではなく、仲間意識や連帯感に関わっている問題だと思う。運動部、とりわけ野球部などの連帯感が高いことは、スポーツの盛んな学校にいた人は実感として感じるだろう。彼らは仲間内では非常に献身的で、それこそBLスレスレと言ってもいいぐらい、互いに依存しあっている。対して、その外部の人間関係に対してはやや淡白だ。これは、多くの時間を共に過ごし、同じ釜の飯を食うことで培われたスタンスだろう。それはチームワークの点では大事だし、試合ではそれが大きな力になると思う。――ただ、その仲間内で高まった圧力は、ひとたび踏み外せば(例えば試合でミスった)、牙となって降り掛かる。

また、人間関係に厳然とヒエラルキーがあることも勝負事の特徴だ。西浦高校の面々では青春群小的な面を強調するため、ていねいにこの要素が取り除かれているが――たとえばその他の学校、あるいは別の不良ヤンキーマンガを読んでみればそれは一目瞭然だ。
まず先輩後輩。次に競技の上手い下手。そして監督と選手。このピラミッドは絶対(上手い後輩が下手な先輩より上になる場合もあるけど)。おお振りでもメインではないけど、このへんの話は榛名のサイドストーリーや利央の兄の性格に良く出ている。

問題なのはおそらく、この過度に連帯的で閉鎖的な面や軍隊的なヒエラルキーが、社会に出たときにどう機能するかということだ。たとえば今回の力士リンチ殺人では、おそらく逸脱者だったろう被害者への暴行に対して、それを止められない空気が蔓延する。あるいはそれは桐青の監督のような人格者の親方や、花井のようなしっかりした先輩格がいればこんな事態は避けられたろうけど、現実的にその空気に慣らされてしまえば、ついリンチに発展したり、親方がそれを助長してしまう事態もあり得るだろう。また、大学の野球部やラグビー部のように、悪ノリが連帯感の相乗効果で集団レイプまで発展するケースもある。
つまり僕が言いたいのは、絶対コレ系の事件は無くならないよね、と。

――で、どうするかということ。
結論から言うと、正直よくわからん。ネットでの意見も「1人死んだくらいで」という過激なものから「相撲界の改善を」という真っ当なものまでいろいろだけど、どっちの言い分もわかる。「スポーツやってる限り暴力性はつきもの」というのは実感としてわかるし、かといってこのままでいいとも思えない。でも正直変えられるとも思えない。だからスポーツとは出来るだけ距離を置いて、「興味ありませんお前ら給料もらいすぎ」というのが僕のいつものスタンスなんだけど。
ただおお振りを読むと「やっぱスポーツっていいよなぁ…」とたまに素に返る。

そういう意味で、8巻の終わりで登場した“暴力性の権化”に見える利央の兄が何をしでかしてくれるかは、楽しみでwktkしてる。

関連記事:人に厳しく組織に甘く 萌え理論Blog


余談だけど、“西浦高校”の入学案内が『おお振り』になったらしい。たまたま現役の生徒さんと話す機会があったんだけど、羞恥プレイで嫌がってたよ…ただでさえ校門で変なオタが写真撮ってて迷惑らしいのにw
…野球部が肩身狭いだろうから空気読もうゼ。

関連記事:学校案内にアニメや漫画のイラストなどを使用する高校が増えている? ねこあれぶろぐ
(from indimenticabile diario


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  1. 2007/10/05(金) 00:52:21|
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ニートがやる気を出したようです



これ出してみようかな…。
そう、口実が欲しいのかも知れない。
〆切15か。ちょっと実家帰ろうと思ってたんだけど...。

関連記事:ファンアートの祭典 総合ページ ニセPの企画用ブログ
  1. 2007/10/03(水) 22:36:14|
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186日目 この世界のメロディー届いているかな

いやぁ「Niconorati」いいね。
自分の守備範囲外でもチェックできる。
(↓新旧作ごちゃ混ぜになってます。)

▽初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれました「Packaged」 Full Ver. ニコニコ動画
iDOL2.5


▽らぶデス2 あゆみをみっくみくにしてあげる ニコニコ動画
iDOL2.5
はいボディキター
Teatimeの科学は世界一ィィィッ!

▽「考え方」が動きだす 佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ 前編 ニコニコ動画

“大学の授業”らしい授業。

▽「指揮者なんて誰がやっても同じじゃね?」と思う人のための同曲異演集 ニコニコ動画

『のだめ』読んでるのに違いが分かんないオレは負け組w

▽シンジを軽くキョンで吹き替えた ニコニコ動画

新劇場版より好きかも(笑)

▽公安9課vsネルフ ニコニコ動画

やっと観た。

▽ド○ラを女体化してみた(描いてみた) ニコニコ動画

「描いてみた」はいずれ観直さないとなぁ…

▽鶴屋さん声優本人がちゅるやさんの声優をやったシーン ニコニコ動画

にょろ~ん

日刊スレッドガイド : モスバーガーのきれいな食い方教えれ はてなブックマーク
究極のディスコミュニケーション。こいつは描写力がなさすぎるwww

なぜ「セカイ系」なのか。 高速欲望
僕が過去のエントリで「格差社会」、「終わりなき日常」に絡めてセカイ系を語ったのに対し、pikarrrさんはその物語タイプの起源を「空気の読めないオタク(電車男)」として論じる。
面白いんだけど、もう少し誤字脱字少なくしてほしい…。

関連記事:まっちゃんさんがセカイ系に興味を持ったようです まっちゃんの狂人日記

意外にも(?)セカイ系的な視点で本格的にPerfumeを語ってる論者はまだいない?

…無名ブロガーの悲哀だなぁ。(´・ω・`)

関連記事:未来に行きたい! 「エレクトロ・ワールド」紹介にかこつけて妄想してみる

泣くな古田 まっちゃんの狂人日記
関連記事:古田敦也引退 (1) - 古田は日本の民主主義の偉大な英雄 世に倦む日日
ふ~ん、見方が違うとこんなにも意見が違うのか。中の人(=野球ファン)からすると数年前のストとかは美談なんだね。まったく興味のない人間にとっては、沈むタイタニックの上でなんか醜い争いが起きてるようにしか見えなかったんだけど...。ただなぁ…ナベツネが諸悪の根源みたいな見方はちょっとなー。
とりあえず古田はイイヤツってことでOK?

本気でこの国の若い人の未来が心配 マ儿コの日記
おそらくそういう議論は有史以来あるでしょう。
大丈夫、生き残れるヤツだけ生き残るから…。

2ちゃんねるの注意書きは誰もが覚えておくべき名文である 304 Not Modified
オレ自重

10/02 Shamrock’s Cafe

しかしこうしてみるとStSのプロット悪くないんじゃね? 見せ方とテンポと作画が悪かっただけで。

なんか色々言いたいことがあったけど、胸がいっぱいで何も言えない…orz

関連記事:組曲 『10分で振り返るリリカルなのはStS』 ニコニコ動画

感想書いた→作家に嫌われた→仕方ないじゃん?  いつも感想中
良いエントリ。コメしてきた。

精神病質人格(本: クルト・シュナイデル) 智の蔵
それ系の本でも読んだけど、空気読めないヤツはみんなヤンデレ属性にしてしまうのがいまの現状。
おまえらもうKYY(空気 読むの ヤメロ)。

関連記事:ヤンデレって字面に騙されてるけど、病んでないよね。たぶん。 モノーキー
↓上級編。メタ読解
関連記事:アスカは私の対象aだ! 高度資本主義社会の中で生きていくために
  1. 2007/10/03(水) 20:21:44|
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185日目

07.09.08 Hakoniwa03

▽告知。
前に描いてた、例のリボーンのBL同人誌がそろそろ売り出されます。

COMIC CITY SPARK2(at東京ビッグサイト)
10月7日(日) 10:30~15:00
入場料 1000円
東4さ38b or 東3ヒ35b(曖昧ですみません…どっちも関係者です)
関連Link:
COMIC CITY SPARK2 開催情報

このブログを見てのとおり、僕は美少女が好きなだけの普っ通ーのオタクなんですが…何でBLなんか描くことになったのか未だに理解できない。(笑)そもそもこのイベント自体腐女子向け。
元々代アニで教わった先生が「MANGA描こうぜ!!」という集まりをやってて、そのノリでみんなで同人誌をつくることになったんですが...まさかBLとはねw
まあ練習になったからいいか。

正直ひとに薦められる出来ではありません。ましてや腐女子を満足されられる自信なんてゼロ。…まあ他の方もたくさん描いてるから、僕はお茶を濁して終わりです。


▽ブログのテンプレを改造。
運営が付けやがった「お友達になる」というクソ恥ずかしいプラグインを抹殺。オレじゃないよFC2がやったんだ!(゚Д゚)
サイドバーのPICKUPを上に持ってきた。あとAmazonプラグインじゃなくて自力リンクに変更。だってオレの書いた紹介記事をすっ飛ばしてAmazonに繋がるのオカシくね?(泣)
マイショップ機能は便利なんだけど、画像が無いとき(のに手元には実物があるとき)とかこっちの方がフレキシブルに対応できる。



▽どうも『CLANNAD』の放送は3クール(36話)らしい。そうきたか。
36話ってグロス請け抜かしたら京アニ史上最長じゃない?単純計算で来年の春までやってるわけだよね。
クオリティがちょっと不安になるけどすげえ楽しみ!がんばれ京アニ。

関連Link:「CLANNAD」公式ホームページ TBS


おれ、、、大人になっちゃったよ。シンジくんに共感できないんだよ。 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

たしかに「乗らない」という選択肢が、僕には一切浮かばないので、共感のしうようがない(苦笑)。

ちげーよ!乗る意味がわかんねえよ!!
…まあ仔細はともかく、筋書きが時代に合わないと感じたひとは他にもいたようで...。(いいのかそれで)


絵のことって文字よりケチがつけにくいのってなんでだろ モノーキー

ただ、流行り廃りから、この絵はアリかナシかってのは判断するのは容易なんだよなあ。良し悪しじゃなくて。

たぶん証拠を示せないからじゃない?口では何とでも言えても「明らかにこっちのがいい」という絵を自分で描かない限り、「口だけかよ」と言われて説得力がないから。
まあだから“芸術”とか“アート”という言葉を隠れ蓑にしてるしょーもない作品はたくさんあるんだろうなぁ。(実名を挙げたい衝動w)

「モノーキー」は最近見つけたんだけどイイ。kamimagiさんは他のブロガーの墓穴を突くエントリを書く。たぶん距離を置いてるからだろう。


何かを好きになるために努力すること On Off and Beyond

英語の勉強も嫌いだったし、ついうっかり高校でホームステイなんてものに行ってしまった時は、あまりの辛さに泣きが入ったが、でもだんだん年を取るにつれ加速度的に日本で暮らすのも大変になっていったこともあって、もう一回試してみて、また日本に帰って、、、、と繰り返しているうちに好きになりました。

夢を諦めるひとをたくさん見てきた。何かを選べば当然代わりに失うものもあるわけで。そりゃあ何もせずにあれこれ見てるときが一番楽しいにきまってるよね。(でもそれは後がない)
  1. 2007/10/02(火) 17:27:36|
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『あの日見た桜』 同世代の“ベテラン作家”にエールを

07.10.01-Sakura.jpg
Canon AF35-ML

「木曾の男なら桜の様に生きよ
はかなくとも
桜は精一杯にその花を咲かす
散りゆく姿さえも
…いさぎよいものなり…」


あの日見た桜 藤野もやむ短編集 (ガンガンWINGコミックス)あの日見た桜 藤野もやむ短編集 (ガンガンWINGコミックス)
(2000/09)
藤野 もやむ

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読み逸していた懐かしい本を偶然古本屋で見つけたので買ってみた。藤野もやむの初期短編集。

僕は83年生まれだけど、同年代の“早熟の天才”といえば宇多田ヒカルとこの藤野もやむを思い出す。宇多田は83年の早生まれで1コ上の学年、藤野は82年の早生まれで2コ上の学年だけど、社会に出たらあんま関係ないよね。ほとんど同い年という感覚で見てる。

藤野は高校時代にすでにプロとしてデビューして、以来堅実に作品を作り続けている作家。
「整った可愛い絵柄だけど意外にテーマがヘビーで、不覚にもラストは泣かされてしまう」というのが世間のもっぱらの評。僕の印象は「地味で最初はいまいちつまんないんだけど、テーマがしっかりしてるので最後はキッチリ決めてくる作家」という感じ。
あと同年代なんで、絵柄がすごい共感できる。下地が同じというか。

僕がこの人の作品を評価するようになったきっかけは、『ナイトメア☆チルドレン』もあるけど、『平家物語』の木曽義仲と巴御前の幼少期を描いた短編(タイトルは忘れた)がすごく良かった。史実を元にしたフィクションなんだけど、大河的ではなくすごく私小説的。これを読んで僕は「歴史ものの創作もアリなんじゃないか」と思うようになった。つまり歴史なんて何が本当かはわかんないけど、史実に描かれていない行間を妄想して、歴史上の人物に思い入れを深めるのは別に悪いことではない、という認識。
僕は藤野によって、平家物語を弾き語る琵琶法師の気持ちを教えてもらったわけだ。ただこの話、単行本化されたのか不明なんだ。この本には入ってないし…。

表題作の『あの日見た桜』は、上に挙げた話の元ネタ、というか発端。こちらは義仲の息子義高と、源頼朝の娘大姫の悲恋話。ただ、読んで思ったけど義仲の話よりいまいち心に響かなかったかな...。
実はこの話、作者のオリジナルじゃなくて、藤野が惚れ込んだ高校演劇の演目を頼み込んで漫画化させてもらったものなんだそうな。…たぶん、だからだと思うんだけど、作者の熱が冷め切っていないというか、客観的に語り切れてない気がすんだよな。作者はすごいこの話に思い入れがあって、切ない話なんだな~とは思うんだけど、作中で語り切れてない気がすんだ。だからなんか流しちゃう。
まあね、僕も学生時代に演劇部の劇観て感動させられたタチだから、気持ちはわかる。なんかネームも8つくらい切ったらしいし…その気持ちは充分買うよ。
純粋に話としては、その他収録の現代劇のほうが面白かった。あと大正浪漫ものの『大正すいむ譚』も、甘々だけどなんか好き。初期短編集だから当然若いときの作品なんだけど、この瑞々しい感性は本当に稀少だったと思う。これが商業作品で出たことが素晴らしい。発掘した担当GJ

この義高と大姫の話は最近リメイクされて、新しいほうの短編集『ひとさきの花』に収録されているらしい。まだ読んでないけど、果たしてどれだけ“作品”として消化できたか興味がある。あと義仲と巴御前の話も載ってるといいな…。

実は『賢者の長き不在』1巻があまりにタルくて耐えられず、以来藤野作品は読んでなかったんだけど…最新作の『はこぶね白書』の評判もいいし、もっかい藤野もやむ読み始めようかな...。
ところで藤野先生、「大地丙太郎のようなアニメ監督になる夢」はまだ健在ですか?ファンとしてはそろそろ次の飛躍を期待したいです。
とりあえずは目下『はこぶね』アニメ化期待で。(できれば京アニで!)

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  1. 2007/10/01(月) 22:37:36|
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