507日目 リアル『バクマン』ですが何か。

関連記事:小畑健と大場つぐみの新連載「バクマン」がかなり良い件 イフカルト
関連記事:『バクマン。』に至る野望 ピアノ・ファイア

読みました。面白かった。最近のジャンプ結構好きかも。
知り合いとも話してたけど、今年に入ったあたりからジャンプの新連載は明らかに毛色が腐女子向けと違う。
この年になってはじめてジャンプにシンクロするオレがお子ちゃまなのか、それともジャンプの編集方針が斜め上なのかw
ああ、オレも絵が描きたい、絵が描きたい…。
  1. 2008/08/19(火) 19:26:48|
  2. Permlink|
  3. かんさつ日記|
  4. トラックバック:0|
  5. コメント:1|
  6. このエントリーを含むはてなブックマーク

メタ・ライトノベル 『AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』

「……強い人間になるつもりだったんだな、きっと。今はいろいろトラウマで正視できないけど、強くなったらそういうのも平気になるはずだ。昔は馬鹿なことしてたなって、すっきりした顔で笑い飛ばせるはずなんだよ。そしたらさ、続きを一気買いして読んでやろうって。いい大人になってるかな、その時の俺。へっちゃらな顔して、ライトノベル読んでやりてぇ」


AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)
(2008/07/19)
田中 ロミオ

商品詳細を見る


実はこれが初ロミオ&初ガガガ文庫。
例によってネタバレ全開なので未見の方はご注意を。



いわゆるラノベ版「脱オタ」で、ノリは『野ブタ。をプロデュース』なんかにかなり近い感じ。『ロードス島戦記』『ブギーポップ』『灼眼のシャナ』など、過去の有名ラノベ作品が元ネタとして名指しで登場する反面、それらに没入するオタクたちは作中でイタイ“妄想戦士”として冷笑され、クラス内政治(スクールカースト)の底辺に甘んじている。この物語自体も「学園」系作品の1つとして捉えることは可能だろうけど、その意味で明らかに中ニ病的ロマンチシズムとは距離をとって一線を引いている。現在進行形でそれらにハマっている人には、ちょっとキツイ薬かも(奈須、西尾作品が出てこないのが悔やまれる!)。

脱オタしてリア充デビューしたい人にとっては、なかなか良い処方箋かも知れない。『脱オタクファッションガイド』的な要素も入っているし、自己啓発書の要素も持っている。この物語の根底に流れるのは「心を開いて他人と向き合わなければ、分かり合うことはできない」というメッセージであり、それは概ね僕も賛成する。対象とする中学・高校生向けの読みとしてはこれでよい。

ただし、これが学校が過去のものになった人間にとっては、もうひとつ別のレベルでの感慨を生むのではないかと思う。
主人公の一郎は高校デビューを期に、いわゆるKY力(作中で言うところの<エア・リーダー>)を身に付けてクラス内政治のパワーゲームに身を投じてゆくことになるのだけど、そのことによって逆に彼の目指す「普通の高校生」というものが如何に政治的で、薄っぺらく、魂をすり減らすものかということが内露されてしまう。パワーゲームの中でイジメが起こり、KYなヤツはハブられ、「普通であろう」とする人たちはその場の空気を読んでネグレクトに加担し、時にはDQNの手先となって率先してイジメを実行する。“普通”って何だろう?これが一郎や『野ブタ。』の修司が感じている空しさであり、現実の多くの中高生たちの目を曇らせている原因だ。
結果的にこの話ではヒロインであるコスプレ魔法少女の良子(『野ブタ。』の掘北真希のポジション)と心を開いて向き合い、一般人に更正させたこと、またそういう一連の一郎の体を張った行動によってクラスの陰鬱な雰囲気が一掃されるのだが、実はフタを開けてみたらみんなオタクだった!という設定はすごく今っぽくて笑える(さすが全員キ○ガイのエロゲを作った男w)。憑き物が落ちたこの明るさは“大学デビュー”を先取りしているのかも知れない。だって考えたら何の価値観にも縛られていないってのも、それはそれでおかしい話だし。

しかし問題なのは、学校の外の現実社会においては、必ずしも物語のような善淘汰が保障されないことだと思う。作中で一郎もたびたび「大人ってすげー」と驚いているが、実際の大人の世界というのは善悪ではなく、もっと大きなダイナミズムの中にある。そしてその力を行使できる立場の人間が、必ずしも“どりせん”のような善人である保証はない。…と言うか、そもそも何が「善」なのか自体があいまいだ。自分が「普通であろう」とすることで知らずに誰かを疎外してしまっているかも知れないし最悪、一郎(善)のつもりが大島(悪)になってしまっていることは十分ありうる(『コードギアス』的対立)。あるいはこれは「ヤンキー対オタク」という価値観の対立構図に落とし込めるのかも知れない。読んでないけど最近の速水健朗の著作と対比すると、この物語は案外広い視野を持つんじゃないだろうか。

しかししかし!
それより最大の問題なのは、何より現実に良子みたいなラノベ美少女は死んでも現れないってことだろう。結局僕らは自分で努力して成長するしかない。
現実はつらいなぁ…。


ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たちケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち
(2008/06/09)
速水健朗

商品詳細を見る
  1. 2008/08/04(月) 01:16:51|
  2. Permlink|
  3. たわ言|
  4. トラックバック:0|
  5. コメント:0|
  6. このエントリーを含むはてなブックマーク

「オリジナルってどうやったら描けんの?」

佐藤大:「こ○○○」の「え、こんなの私にも書け…」じゃあ書け!っていう、少なくとも書いてから言え!みたいな。オレはまだその方がマシだと思う。「こ○○○」書いたヤツはスゲーと思う、っていう。とりあえず書くまではいったから。オレは読みたくないけども。でも、その何つうんだろ「“クサ”すために読むの止めねぇ?」っていう感じなの。

(佐藤大の±0「#7 フリーダムのコーエン」)


恋空〈上〉―切ナイ恋物語恋空〈上〉―切ナイ恋物語
(2006/10)
美嘉

商品詳細を見る


佐藤大のポッドキャストがヤバすぎる。お前がフリーダムだよ!
ちなみにアフェリとは何ら関係ありませんからw

自分の話。
ネーム60Pほど溜まり、シナリオちゃんと作ってなかったせいで先に進めなくなる。ふたたびシナリオ作業へ。
ああもう、何てしょっぱい話なんだ!これ書いた当時のオレはバカか!?
…自分で良さを見失っているのだけど、こういう時はどうすればいいんだろうね(泣)。
とりあえず思いついたことを片っ端からやってみる。

・本を読みまくる。
・休む、遊ぶ。
・逆に1日中考えまくる。

いま悩んでるのは日常パートのつなぎとオチのつけ方なので、触発受けようと浴びるように見る。専門書、小説、映画…小説は下手なやつの方がいいかも、悪い例がよく分かるし「自分のほうがマシだ」と思えるw 『月とキャベツ』はヤバイ、つまらない、上に被ってるw 何でまさよしの周りに寄ってくる野郎はこうも女々しいのか。この監督もオレも新海もみんな変態だ!
休む、遊ぶは最近全然やってないことに気づいた。生活全部が創作になってる。もう空っぽ、インプットがないのにアウトプット出来るわきゃない。ゲーム売ったのちょっと後悔orz
1日中考えてるのは端から見たら寝てダラダラしてるだけなので“Just a NEET!!”w でも米粒くらいは進むかな。

――やっぱさ、中二病作家どもがいくらカスだと言ったところで“オレ個人は”何ら勝ってない、何も作ってないわけだ。アレをカスだと言い張るのなら、アレよりマシなものぐらい簡単に作れるだろう、のに作れていない現状。けっきょく自意識がデカイだけのバカなんじゃないのか。
たしかに自意識の伴わないどうでもいい話(セルアウト)なら簡単に作れるんだろう。でも作れないのはそれじゃ作る意味がないと思ってるからだろうし、かといってファウスト系みたいなやりたい放題の殺人助長文学ではあまりに無責任だと思う。

「若者には希望ある未来を見せたい」「夢を持て」という年寄りの心情には共感もするけど、かといって僕のようにまったくの嘘を信じれば却って不幸のマッチポンプになる。
だから「ウソつきは殺せ」「ぶっ壊せ!」という中二病のルサンチマンはすごくよく分かるけど、じゃあ殺せば本当に幸せになれるのかは考えなくてはいけない。

…ただ、それはやっぱり「出してから」の話であって、自分の内にあるものを出してみないことには話にならない。反省すらできない。
殺人趣味のクソクリエイターなんて死ねばいいけど、でも少なくとも「仕事」はしてるのだ。


結論。
「オリジナルってどうやったら描けんの?」
描けるまで描く。描けなければ死ぬ。
そんなにマジにならなければ済む話かも知れないけど。1度くらいはね。

関連Link:佐藤大の±0 FLOORnet
関連記事:【ウェブ時代 5つの定理】その5 大人の流儀 MSN産経ニュース
関連記事:いっそひぐらしのせいでもいいんじゃないのか、もう。フィクションは現実に影響するよ。 E.L.H. Electric Lover Hinagiku
  1. 2008/07/29(火) 16:27:52|
  2. Permlink|
  3. たわ言|
  4. トラックバック:0|
  5. コメント:2|
  6. このエントリーを含むはてなブックマーク

Comfortable pace

080725.jpg
OLYMPUS E-500

ものには適切なテンポってものがあるだろう、なんてことを本田透の怒涛の出版ペースをみて思ってしまった。それって結局作者も読者も幸せにしないんじゃないのかな。たしかに本田のノリは量産体質に合ってると思うけど、さすがにこのペースは長続きしないだろ。

上手な作り手は発表のペースとか、そんなのも含めて作風を作ってるよね。世界を囲い込むのがうまい。金曜ロードショーを活用するジブリなんかは、やっぱプロデューサーがやり手なのかな。


関連Link:Amazon.co.jp:本田透
関連記事:現地レポート 五輪に間に合わない未完の大器は?|北京特集 MSNトラベル
↑自分の卒業設計思い出して泣けてきたw (´;ω;`)ぶわっ

電波男 (講談社文庫 ほ 34-1)電波男 (講談社文庫 ほ 34-1)
(2008/06/13)
本田 透

商品詳細を見る
  1. 2008/07/25(金) 19:31:56|
  2. Permlink|
  3. たわ言|
  4. トラックバック:0|
  5. コメント:0|
  6. このエントリーを含むはてなブックマーク
07月 « 2008年08月 » 09月
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

"NEET"ing for...


PROFILE

  職業ニート